らき☆すた神輿ものがたり

誕生から2011年までの黎明期におけるらき☆すた神輿のあゆみをご紹介します


2008年冬~2009年春 神輿全国行脚

当初はこの2008年のみで終了となる予定であった神輿でしたが、各地からの展示要請が相次いだこともあり、出張をする機会が多くなっていきました。


幸手シネプレックス展示

●2008年9月14日・15日

「らき☆すたOVA完成披露の宴 ~あなたも幸手に来なさって~」
(埼玉県幸手市・シネプレックス幸手)

土師祭から一週間後、「らき☆すた」初のOVA「らき☆すたOVA(オリジナルなビジュアルとアニメーション) 」の発売イベントが、隣町の幸手市にて行われることとなり、それに併せて、会場となった映画館「シネプレックス幸手」の館内ロビーにて、イベント当日及び翌日に展示が行われました。


秋葉原エンタまつりコミック・キャラクター展

●2008年10月18日~26日

「秋葉原エンタまつりコミック・キャラクター展」
(東京都千代田区・秋葉原UDXビル4階「UDXギャラリー」)

秋葉原にて毎年行われている「秋葉原エンタまつり」にて、各出版社が出展して展開された「コミック・キャラクター展」において、角川書店ブースで展示が行わました。この時はブラザー社の家庭用複合機「MyMio」と併せての展示となっていました。


スズエーフォートスタジオ前

●2009年正月

スズエーフォートスタジオ前
(埼玉県鷲宮町)

初詣で賑わう鷲宮神社の参道である商店街にて、神輿をアピールすべく特別に展示が行われることとなり、写真館「スズエーフォートスタジオ」の前スペースを利用しての展示が行われました。


●2009年1月24日~3月15日

「マンガ聖地巡礼inサイタマ☆ ~文学VSマンガ Part2~」
(埼玉県桶川市・さいたま文学館)

ここ最近、埼玉県を舞台にしたマンガ作品が「らき☆すた」の他にも多くなってきており、それらを紹介する特別企画展において、地域と作品とのつながりの象徴として神輿が選ばれ、企画展入口において展示が行われました。企画展ではその他にも、鷲宮町が取り組んできた多くのイベントが紹介され、目玉として注目を集めていました。


東京国際アニメフェア2009

●2009年3月18日~21日

「東京国際アニメフェア2009」
(東京都江東区・東京ビッグサイト)

アニメ展示イベントとして国内最大級を誇る東京国際アニメフェア。その中において、「聖地巡礼」をテーマにした展示を行うJLM(ジャパン・ロケーション・マーケット)ブースにて、その代表例としての展示が行われました。ブースでは神輿のほか、町内の中華料理店「門前飯店」の前に設置されている「門飯神社」鳥居が併せて展示され、パネル展示では鷲宮町のほかアニメ「true tears」の舞台である、富山県南砺市が紹介されました。


●2009年5月5日・6日

「でらホビなごや」
(愛知県名古屋市千種区・名古屋市中小企業振興会館吹上ホール)

国内ではこれまで唯一の長駆遠征として、愛知県への出張展示も行われました。モデル系を中心としたホビーイベントで、特別展示として鷲宮町を紹介するブースに展示されました。


このころ大型計画として、年末年始にハワイでのパレードに参加し、日本から遠征したファンによって担ぐ、というプランが話に上がり、報道などで発表されて話題となりましたが、残念なことに担ぎ手が神輿を担いでまわれるほどには集まらず、その他の事情もあって計画はお流れとなってしまいました。

郷土資料館展示このように各地に出張をした神輿でしたが、鷲宮町に戻っている間は町役場近くの図書館にある「郷土資料館」に展示されていました。この間も話題となることが多くて来訪者が多く、撮影のお願いをする方がひっきり無しであったといいます。

また、街の玄関口である鷲宮駅を管轄する東武鉄道羽生駅より「神輿を鷲宮駅に展示してはどうか」というオファーがあり、2009年4月より改札内コンコースにおける展示が実現しました。これによって神輿はより人々の目に触れるようになると共に、名実ともに「鷲宮の顔」としてさらなる存在感を見せていくようになりました。以来現在に到るまでここが神輿の定宿となり、祭りや出張の他はここで地元の皆さまや観光客の方々を出迎える大役を担っています。